四国観光関係者研修会
外国人観光客の受け入れ強化を図ろうと四国観光関係者研修会を開催
<小幡四国運輸局観光部長挨拶>
外国人観光客へのサービス向上を図るため、四国運輸局と四国ツーリズム創造機構が2月15日、サンポートホール高松で「四国観光関係者研修会」を開催しました。県内のレンタカー事業者、ホテル・旅館業者や旅行代理店の職員ら約80人が参加。
外国人講師による講演などを通じ、おもてなし向上のヒントを探りました。四国4県を巡る「スピリチュアルな島~四国遍路~」が外国人旅行者向け広域観光周遊ルートに認定されたことを受け、四国では今後、外国人旅行客の一層の増加が予想される。受け入れ態勢の強化を目的に企画したものです。
<モートン常慈徳島文理大客員教授講演>
研修会では、四国遍路に詳しい徳島文理大客員教授のモートン常慈氏(カナダ出身)が講演し、大正時代に四国遍路を体験した米国人研究者が四国のおもてなしの精神に魅了されたというエピソードなどを紹介。「四国遍路には100年間変わらぬ魅力がある」と強調されました。
<王 小娟関西ツーリストインフォメーションセンター副所長講演>
また、関西ツーリストインフォメーションセンター副所長の王 小娟氏による「外国人旅行者とのコミュニケーション」と題して、関西国際空港で訪日外国人観光客に観光案内を行っている最前線の経験を踏まえ、国別特徴や志向など受入れのためのキーポイントや、外国語を使ったロールプレーイング方式の接客練習が行われました。